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【経済】

米中貿易協議中止 中国、追加制裁に反発 米紙報道

 【ワシントン=白石亘】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は二十一日、中国政府が今月下旬に再開する方向だった米中の閣僚級貿易協議を中止すると報じた。米国への代表団派遣を取りやめる。貿易摩擦を沈静化させる糸口を探る狙いだったが、米国が同協議を待たず第三弾の対中制裁の発動を表明したのに反発した。対話の機会を逸し、米中貿易摩擦がさらに激しさを増しそうだ。

 米中の閣僚級の貿易協議は六月以降、途絶えており、対中穏健派で知られるムニューシン財務長官が協議の再開を打診。同紙によると、中国側は劉鶴(りゅうかく)副首相をワシントンに派遣し、二十七、二十八の両日、ムニューシン氏と協議を行う方向で調整を進めていた。

 しかし、米国は二千億ドル(約二十二兆円)相当の中国製品に二十四日から関税を上乗せすることを決定。中国側も六百億ドル(約六兆七千億円)相当の米国製品に報復関税を課すことを発表した。

 中国政府は、米国の関税発動は、米中の協議再開に「新たな不確実性をもたらしている」と批判していた。

 同紙は今後協議をいつ再開するかは不明としている。

 

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