東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

地震前の供給電力回復 北海道 苫東4号機が再稼働

 北海道電力は二十五日、地震の影響で停止していた苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所4号機(厚真町、出力七十万キロワット)が午前三時に再稼働したと発表した。点検を終え、同一時四十分ごろに復旧した知内(しりうち)火力発電所2号機(知内町、三十五万キロワット)と合わせ、地震前のピーク需要を20・4%上回る供給力を確保した。

 停止した苫東厚真全三基のうち最大出力の4号機と知内2号機が再稼働したことで、北海道電の供給力は四百六十一万キロワットに拡大し、自前の供給力で余裕を持ってピーク需要(三百八十三万キロワット)を賄える。これ以外に、緊急時は本州から最大五十万キロワットの電力を送ってもらうことなどが可能だ。

 同社は今後、最大需要が五百万キロワットに上ることもある厳冬期を控え、例年通り無理のない範囲で節電に取り組むよう道民に呼び掛けていく考え。

 苫東厚真4号機は地震でタービン設備から出火したが、内部の損傷は想定より軽微だった。試運転も順調に進んだため、当初十一月以降としていた再稼働を一カ月以上前倒しした。

 苫東厚真は道内最大の火力発電所。1号機(三十五万キロワット)は今月十九日に再稼働した。残る2号機(六十万キロワット)は一部装置の不具合が原因で復旧が十月中旬にずれ込む。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報