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【経済】

子育て 月2.4万円不足 「保育園・幼稚園代」負担、最多61%

 毎月の子育て費用は二万四千円足りない−。明治安田生命保険が十八日発表した子育てに関するアンケートで、経済的に苦しい子育て世帯の台所事情が浮き彫りになった。

 調査は六歳までの子供を持つ二十〜五十代の男女千百人を対象にインターネットで実施した。

 現状の子育てにかかる費用を聞いたところ、月額平均で三万九千二百四十円だった。このうち、負担に感じている費用(複数回答)のトップは「保育園・幼稚園代」の61%。「習い事やお稽古事」(41%)、「食費」(25%)などと続き、月平均で二万三千九百八十二円の不足を感じていた。

 理想の世帯年収額は夫婦で千二十九万円だが、実際は七百五十五万円と、二百七十四万円の差があった。特に女性の平均年収は百四十九万円で、配偶者控除の満額対象額(百五十万円)が壁になっている状況がうかがえた。

 また、子育て中の専業主婦のうち、40%が「働きたい」と回答。働けない理由を聞くと、30%が「保育園がない」としたほか、11%が「配偶者の転勤の可能性」を挙げた。

 同社の小玉祐一チーフエコノミストは「保育所の増設や保育士の育成など政府の課題は山積み。企業も企業内保育所など検討の余地がある」と指摘する。 (岸本拓也)

 

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