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【経済】

就活日程、現1年生も維持 政府方針 学生の混乱回避

 政府は二十六日、学生の就職活動ルールについて、現在の大学一年生に当たる二〇二二年卒業以降の学生についても、当面は現行日程を維持する方針を固めた。政府は新卒一括採用の見直しについても議論を始めているが、雇用制度の抜本的な改革には時間がかかるとみている。学生の混乱を回避するためには、当面は日程を維持すべきだと判断した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官が午前の記者会見で「現在の一年生以降については毎年度検討するが、当面は学生の不安を生じさせないように配慮する」と述べた。

 二一年卒については「会社説明会が三月、面接などの選考活動は六月、内定は十月解禁」とする現行日程維持の方針が既に決まっており、経団連関係者や大学側も参加する二十九日の関係省庁連絡会議で正式決定する見通し。二二年卒については、来年に正式決定する。

 菅氏は「政府としては学生の不安を早く解消し、学習時間を確保しながら安心して就職活動ができるようにすることが大事だ」と述べた。

 これまで採用活動の指針を定めていた経団連は「経団連がルールづくりをしてきたことに抵抗感がある」として、二一年卒以降はルールを策定しないことを決定した。ルール廃止に対し、大学側などは就職活動が長期化するとの懸念を表明。政府が調整に乗り出している。

 

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