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【経済】

ソニー、2年連続最高益へ ゲーム、音楽事業が寄与

記者会見するソニーの十時裕樹CFO=30日、東京都港区で

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 ソニーは三十日、二〇一九年三月期連結決算の業績見通しを上方修正し、本業のもうけを示す営業利益が前期比18・4%増の八千七百億円になると発表した。主力のゲームがけん引するほか、音楽事業の買収も寄与し、二年連続で最高益を更新する。従来予想は六千七百億円だった。一方、不振のスマートフォンは事業規模を大幅縮小する。

 一九年三月期の売上高は1・8%増の八兆七千億円、純利益は43・6%増の七千五十億円と予想した。

 ゲームはソフトウエアの販売が伸び、有料サービス「プレイステーションプラス」の会員数も増やしている。音楽著作権を管理するEMIミュージックパブリッシングの子会社化が年内に完了する予定で、それに伴う利益を見込んだ。

 スマホが大半を占める事業の営業損益は九百五十億円の赤字となる見通し。日本と欧州の販売減少に加え、資産を減損処理にする。一九年三月期の販売台数は前期に比べてほぼ半減となる七百万台を計画した。

 記者会見した十時裕樹(とときひろき)最高財務責任者(CFO)はスマホについて「撤退は考えていない」と強調した上で、黒字化の達成は二一年三月期になるとの見方を示した。

 また十時氏は、スマホのカメラなどに使う半導体の設備投資額を従来計画より二割引き上げる方針を明らかにした。二一年三月期までに六千億円程度を投じるとみられる。

 同時に公表した一八年九月中間連結決算は、営業利益が前年同期比20・1%増の四千三百四十五億円となり、中間期としての最高益を記録した。売上高は5・5%増の四兆一千三百六十三億円だった。

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