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【経済】

自然災害保険金1兆円 損保3社 支払い見通し

 損害保険大手三社の自然災害の保険金支払いが、二〇一八年度は一兆円規模に上ることが十三日、分かった。台風21号や西日本豪雨によって各地で甚大な被害が出たため。損保各社は保険金支払いの増加を受け、一九年度に火災保険の保険料を四年ぶりに引き上げることにしている。

 保険金支払いはMS&ADホールディングスが四千億円超、SOMPOホールディングスが三千億円台半ばになるとみられる。東京海上ホールディングスは支払額を精査中だが、三千億円超となる可能性がある。

 損保各社は大規模災害に備え、保険金支払いに充てる「異常危険準備金」を積み立てており一八年度はこの準備金を取り崩す方針。そのため、保険金払いが一兆円規模になっても、一九年三月期の決算に与える影響は限定的にとどまる。

 損保各社でつくる損害保険料率算出機構は今年六月、火災保険料を決める際の「参考純率」を平均5・5%引き上げると発表。各社はこの方針を受け、火災保険料を5%ほど値上げする考えだ。

 

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