東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

内定学生66%が辞退経験 来春卒、人手不足で最高更新

写真

 就職活動で企業の内定を得た二〇一九年春卒業予定の大学生のうち、内定を辞退した経験がある人の割合を示す「辞退率」が66・0%(十月一日時点)だったことが二十三日、就職情報サイトを運営するリクルートキャリア(東京)の調査で分かった。比較できる一三年卒以降では前年(一八年卒)同時点の64・6%に続き、過去最高を更新した。

 人手不足に悩む企業は積極的に内定を出すものの、辞退者の増加で新卒確保に苦労している状況が浮かび上がった。

 リクルートキャリア就職みらい研究所の増本全(ぜん)所長は「人手不足が深刻な流通や建設業を中心に多めに内定が出ている。今後も採用予定数は増加や維持が続き、企業にとって状況は一段と悪くなる」と分析した。

 内定辞退率は一三年卒が45・9%だった。上昇傾向が続き、一六年卒以降は60%台で高止まりしている。複数の内定を得た学生が企業を絞り込んで内定を辞退している。一社だけ得たが、別の就職先を目指すために辞退し、就活を続ける例もある。

 一九年春に卒業する予定で内定を得た学生の一人当たりの平均取得数は二・四五社に達した。内定を得た学生の割合を示す「就職内定率」は十月一日時点で94・0%だった。

 調査は十月一〜九日にインターネットで実施し、千二百六十九人の回答を集計した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報