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【経済】

三菱自もゴーン会長解任 暫定後任に益子CEO

 三菱自動車は二十六日、東京都内の本社で取締役会を開き、金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者(64)の会長職の解任と、代表権を外すことを全会一致で決めた。日産自動車は二十二日にゴーン容疑者を会長から解任しており追随した。会長兼最高経営責任者(CEO)を留任させた仏ルノーとは対応が分かれた。

 三菱自の取締役会にはゴーン容疑者を除く、七人全員が出席。解任の理由について日産の信認を失っていることや、三菱自の会長として業務の遂行が困難になっていることを挙げた。

 後任の会長は益子修CEOが暫定的に兼任し、来年六月に予定されている株主総会までに新会長を選任することも決めた。ゴーン容疑者は取締役にはとどまる。取締役から外すには株主総会の議決が必要だが、三菱自は臨時の総会は開かない方針だ。

 益子氏は取締役会後、本社で記者団に「ゴーン前会長と三菱自の再生に力を尽くしてきた。非常に残念だ」と述べた。経営の透明性を高めるため、社外取締役を中心に役員報酬を決める「報酬委員会」を設置する方針を明らかにした。

 ルノー、日産との連合の将来については「持続的な成長のために活用していく」として維持する。今週後半にオランダで開かれる三社の会談で、今後の三社連合のあり方についても議論する。

 三菱自は二〇一六年の燃費不正問題で経営危機に陥り、日産が出資して救済。ゴーン容疑者が会長職に就き、日産から二人の取締役を受け入れている。

 また、日産の西川(さいかわ)広人社長は二十六日、従業員向けに説明会を開き、ゴーン容疑者を巡る一連の不正について経緯などを話した。 (岸本拓也)

 

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