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【経済】

GM補助金「カット検討」 北米工場停止でトランプ氏

 【ワシントン=白石亘】トランプ米大統領は二十七日、大規模なリストラを発表した米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、「電気自動車(EV)を含めて、全ての補助金をカットする検討を進めている」とツイッターに投稿した。

 GMは二十六日、来年末までに北米の五つの工場で生産を停止し、一万四千八百人の従業員を一時的に解雇する計画を発表していた。

 トランプ氏は、米国で製造業の雇用を取り戻すために保護主義的な貿易政策を進めており、「GMには大変失望した」と不満を表明。「GMはオハイオ州やミシガン州、メリーランド州の工場を閉めるが中国やメキシコの工場は全く閉鎖されない」と指摘した。

 その上で、リーマン・ショック後の二〇〇九年に経営破綻したGMに米政府が公的資金を注入したことを念頭に、「米国はGMを救った。そのお礼がこれか!」と怒りをぶちまけた。

 米メディアによると、米国ではEVを購入すれば七千五百ドル(約八十五万円)の税控除が受けられる補助制度があり、GMの「シボレー・ボルトEV」の価格は三万ドル(約三百四十万円)程度に抑えられているという。トランプ氏のツイッターを受けてGMは声明を出し、生産停止の影響を受ける従業員は「GMの他の工場に移る機会がある」と強調。「米国に強固な生産基盤を維持していく」と火消しに追われた。

 

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