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【経済】

中国、米車関税を来月から停止 3カ月間、摩擦緩和狙い

 【北京=安藤淳】中国政府は十四日、米国車と関連部品二百十一品目に課している25%の追加関税を来年一月一日から三カ月間停止すると発表した。米中貿易戦争で中国が報復措置を取り下げるのは初めて。

 米中両国は一日の首脳会談で貿易摩擦の緩和に向けて対中関税の引き上げを九十日間、見送ることで合意しており、実行に移した形だ。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の幹部逮捕で対立しつつ、通商問題では「一時休戦」が継続しているもようだ。

 中国は世界に市場開放をアピールする狙いから、米国製も含め自動車関税を七月一日付で25%から15%に引き下げた。しかし、米国が中国製品に発動した追加関税への報復措置として、米国からの輸入車には同月六日から追加関税を上乗せし40%にしていた。

 ほかにも中国は米国産大豆を報復の目玉として追加関税を課しているが、中国商務省の高峰報道官は十三日、大豆の購入も示唆。大豆以外の農産物やエネルギーに関しても「詳細を次々に公表する」(商務省報道官)と表明するなど、合意に基づいた米産品の輸入拡大を進める方針だ。

 

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