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【経済】

顔パスでコンビニ支払い セブン、都内で無人レジ実験

セブン−イレブン・ジャパンが開始した無人レジの実証実験=17日午後、東京都港区で

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 セブン−イレブン・ジャパンは十七日、客がカメラに顔をかざして支払いを済ませる無人レジの実験店を、NECと共同で東京都内に開いた。顔の認証には事前登録が必要なため、客が限定されるオフィスビル内などの小型店での活用を検討する。人手不足が深刻化する中、常駐の店員を減らす「省人化」への期待も大きい。 (須藤恵里)

 実験店はNECグループが入居するオフィスビルにあり、同グループ社員のみが使える。入り口に設置されたカメラで顔認証し、事前に登録した社員が近づくと自動ドアが開く。レジにあるのは商品の読み取り機と顔認証システムの機器だけで、客は自ら商品のバーコードを読み取り、顔認証で支払う。代金は給与から天引きされる。

 このほか、人工知能(AI)を活用して販売実績や天気のデータから適切な発注数を提案する仕組みも導入。常駐する店員を通常の二〜三人から一人に減らす。セブン−イレブン・ジャパンの古屋一樹社長は「客にも働く人にもストレスがないよう、いかに作業を軽減できるかを検証したい」と話した。

 小売業界では人手不足が深刻で、コンビニ各社は省人化の工夫を続けている。ローソンは今年四月から、首都圏の一部店舗で、スマートフォンで商品のバーコードを読み取り決済する無人レジを導入。「混雑時のレジにかかる時間が四分の一に短縮され、客の増加につながっている」(担当者)。来年二月末までに全国百店へ拡大する予定だ。

 ファミリーマートも、客自らが商品のバーコードを読み取る無人レジをオフィス街を中心に導入しており、来年二月末までに千台に拡大する計画。

 

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