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【経済】

EUが伊修正予算合意 赤字幅圧縮、制裁を回避

 【パリ=竹田佳彦】欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は十九日、EUの財政規律に反するとして修正を求めていた二〇一九年予算案を巡り、イタリア政府と修正で合意したと発表した。EUによる財政規律違反への制裁措置手続きは回避された。

 欧州委のドムブロフスキス副委員長は、伊政府が予定した年金改革と最低所得保障の主要二政策について「導入延期で合意した」と公表した。財政赤字は国内総生産(GDP)比で、当初の2・4%から2・04%に減少。政府の債務残高も、GDP比130%からの悪化は避けられる見込み。

 イタリアのサルビーニ副首相はANSA通信に「成し遂げた結果に満足している」と述べた。

 イタリアで六月に誕生したポピュリズム(大衆迎合主義)的な連立政権は、バラマキ型の一九年予算案を編成。財政赤字が拡大し、債務残高はGDP比60%以内とするEUの財政規律に反する見通しだった。

 欧州経済の安定性を確保するため各国予算を点検する欧州委は十月、予算案が「規律に違反する」と伝達。伊政府は「見直しには応じない」と反発していた。

 

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