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【経済】

東証、上げ幅今年最大 一時700円高、2万円台回復

日経平均株価が2万円台を回復したことを示すボード=27日午前、東京・八重洲で

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 二十七日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に続伸した。一時は二万円の大台を三営業日ぶりに回復した。上げ幅は七〇〇円を超えて取引時間中として今年最大を記録し、約二年一カ月ぶりの大きさとなる場面があった。二十六日の米国株の急伸を受けて景気の先行きへの警戒感がひとまず和らいだ。

 午前終値は前日終値比七二二円六二銭高の二万〇〇四九円六八銭。東証株価指数(TOPIX)は六三・三五ポイント高の一四九四・八二。

 最近の東京市場は平均株価が二十六日に一時一万八九〇〇円台まで下落する荒れ模様となっており、米国株がいったん持ち直したことを評価する買いが入った。円高ドル安の一服も東京株を支えた。

 ただ米中対立や米政権の混乱への懸念は根強く「投資家の不安感はなお通常時よりは高い状態だ」(大手証券)との声もあった。

◆NY株反発 過去最大1086ドル高

 【ワシントン=白石亘】休日明け二十六日のニューヨーク株式市場のダウ工業株三十種平均は五営業日ぶりに反発。上げ幅は一〇〇〇ドルを超える全面高の展開となり、前営業日比一〇八六・二五ドル高の二万二八七八・四五ドルで取引を終えた。一日の上げ幅は過去最大で、上昇率は約5%だった。

 年末商戦の好調が伝わり、アマゾン・ドット・コムが上げ相場を主導。小売りやハイテクなど幅広い銘柄でこれまで値下がりした株を買い戻す動きが膨らんだ。また原油価格が上昇し、石油株も反発した。年末で取引参加者が少ないため、値動きが大きくなりやすいことも上げ幅を大きくした。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ以降、続いてきた下落相場はひとまず歯止めがかかった形だが、ある市場参加者は「株安の原因となった来年にかけてのFRBの積極的な利上げ方針や、政府機関の閉鎖は何も解決しておらず、不透明感が払拭(ふっしょく)されたわけではない」として警戒を緩めていない。

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