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【経済】

「加計学園」と面会の元首相秘書官 柳瀬氏、ダイナブック役員に

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 安倍晋三首相の元秘書官として学校法人「加計学園」の関係者らと面会し、国会で追及された柳瀬唯夫氏(57)=写真=が、パソコン製造販売「ダイナブック」の非常勤取締役に就いていたことが分かった。昨年十二月一日付。柳瀬氏は加計学園を巡る問題が発覚した後に、経済産業省を退職していた。

 ダイナブックの広報担当者は起用について「経産省などで非常に重要な役職を経験しており、その知見と経験を生かして客観的な視点から経営へのアドバイスを得られると考えた」と説明。就任したことは「以前から非常勤取締役の人事は発表していない」として、自社ホームページの役員一覧の更新にとどめている。

 ダイナブックは、シャープが昨年十月に東芝の完全子会社だった「東芝クライアントソリューション」の株式の約八割を取得して傘下に収め、今年一月一日に社名変更した。

 経産官僚の柳瀬氏は二〇一二年に首相秘書官となり、一五年四月に加計学園の獣医学部開設を巡って学園関係者や愛媛県職員と官邸で面会。同八月に経産省へ戻り、次官級の経産審議官などを歴任した。

 学園側との面会は昨年四月に発覚。当初は否定したが、愛媛県が柳瀬氏の名刺などを公表したことで認めた。しかし、首相の関与は否定し続け守る形になった。昨年七月に「世代交代」(世耕弘成経産相)として退職していた。 (吉田通夫)

 

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