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【経済】

中国、対米黒字ゼロ提案 米通信報道 24年までに110兆円増

 【ワシントン=白石亘】米ブルームバーグ通信は十八日、中国が米国との貿易協議で、対米貿易黒字を二〇二四年までにゼロにするため、米国からの輸入を今後六年間で合計一兆ドル(約百十兆円)以上増やすことを提案したと報じた。

 北京で今月七〜九日に開かれた次官級の協議で示された。米CNBCテレビによると、中国側の提案は、トランプ米大統領が二〇年の大統領選で再選されるのを見据えたものだという。トランプ氏は再選されれば二期目の任期は二五年一月まで。

 中国の貿易統計によると、一八年の対米貿易黒字は前年比17%増の三千二百三十三億ドル(約三十五兆円)で、米中が報復関税を掛け合う貿易戦争にもかかわらず、過去最高を更新。中国は米国産の液化天然ガス(LNG)や農産物の輸入を増やす意向だが、貿易不均衡をゼロにするには相当な輸入の積み増しが必要だ。

 ただ米国は貿易不均衡を解消する時期の前倒しを求めているとされ、ワシントンで三十、三十一の両日に開かれる閣僚級協議で話し合う見通し。米国は期限とする三月一日までに交渉がまとまらなければ、二千億ドル(約二十二兆円)相当の中国製品に課す関税を10%から25%に引き上げる予定だ。

 

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