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【経済】

長〜い社名 変えます 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険→SOMPOひまわり生命保険

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 長い社名やめます−。損害保険大手のSOMPOホールディングス(HD)が、子会社二社の名称を短縮することを決めた。再編を繰り返した損保業界は大手三社に集約されたが、組織内の混乱を避けるため、統合前の社名をそのまま残すケースが多い。ただ、長い社名は、契約者の負担になることもあり、SOMPOは「分かりやすさ」へとかじを切った。 

 変更するのは、傘下の損保会社「損保ジャパン日本興亜」と、生命保険会社「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険」。損保子会社は二〇二〇年四月に「損保ジャパン」へ、生保子会社は一九年十月に「SOMPOひまわり生命保険」へと、それぞれ改名する。

 損保子会社は一四年九月、損保ジャパンと日本興亜損害保険が合併し発足。互いの組織に配慮し、両方の名前を残した。日本興亜損保は〇一年に、日本火災海上と興亜火災海上が合併して誕生しており、旧名を残したままになっていた。

 だが、長すぎる社名は、年末調整で保険料控除の書類を書く契約者にとって手間がかかる。SOMPOの広報担当者は「年末調整の時期になると、ネット上で『社名が長すぎて、書類の枠内に書き切れない』と指摘を受けることが恒例になっていた」と認める。

 顧客の利便性向上と、合併から五年を経て、組織の一体感も高まってきたことから改名に踏み切った。

 このほか、三井住友海上火災保険と、あいおいニッセイ同和損害保険を傘下に持つ「MS&ADインシュアランスグループホールディングス」もあるが、同HDの広報担当者は「現在のところ社名を変更する計画はない」と話す。

 一九九〇年代までは、損保十数社がひしめいていたが、九八年に保険料が自由化されたことをきっかけに再編が加速した。東京海上日動火災保険を傘下に持つ東京海上HDも改名の動きはない。 (岸本拓也)

 

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