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【経済】

アシアナ航空売却へ 錦湖グループ資金難で

 【ソウル=中村彰宏】韓国財閥の錦湖(クムホ)アシアナグループは十五日、傘下の中核企業、アシアナ航空を売却すると発表した。株式の約33%を持つ筆頭株主のグループ企業、錦湖産業がこの日、取締役会で決議した。

 グループは無理な企業の合併・買収(M&A)を繰り返し、資金繰りが悪化していた。

 韓国メディアによると、格安航空会社(LCC)のエアプサンやエアソウルなど系列企業の経営権も売却するとみられ、売却総額は一兆ウォン(約一千億円)以上と予想される。

 売却先の候補には、財閥のSKグループやハンファグループなどが挙がっている。

 アシアナ航空の二〇一八年十二月期連結決算の純損益は千九百五十八億ウォンの赤字に転落した。グループの不適切な会計処理も発覚し、三月には創業家出身の朴三求(パクサムグ)氏が会長を引責辞任した。

 錦湖グループ関係者は「アシアナ航空の発展と一万人あまりの社員の未来を考え売却することにした」とコメントした。

 

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