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【経済】

ドコモ最大4割値下げ 6月から 他社も対抗競争激化

 NTTドコモは十五日、六月からの新しい料金プランを発表した。親族で三回線以上をまとめて契約している場合、従来より最大で四割、通信料が安くなる。菅義偉(すがよしひで)官房長官が昨年夏に携帯電話料金について「四割程度下げる余地がある」と表明し、ドコモは新プランを検討していた。KDDI(au)やソフトバンクも近く新たな料金プランを打ち出す見込みで、秋に参入する楽天も含めた競争が激しくなりそうだ。

 ドコモの新プラン「ギガライト」は1〜7ギガバイトのデータ通信量に応じた料金を、三千二百十八〜六千四百五十八円と段階的に設定。親族三人以上でまとめて加入すると千円(税抜き)の割引が受けられ、二年契約を続ける場合の比較では、1ギガの料金は現行プランより四割程度安くなる。3ギガの値下げ幅は三割、5ギガと7ギガは二割となる。

 30ギガの大容量プラン「ギガホ」は月額七千五百三十八円。こちらも三人以上の親族で加入して割引を受けた場合で比べると、現行より三割程度、通信料が安くなる。いずれも親族以外との通話料金は別に必要になる。五月二十二日から受け付けを開始する。

 現行のプランは五月三十一日で新規の受け付けを終えるが、加入済みの契約者はそのまま続けられる。一回線だけ契約する単身者などの一部の契約者は、新プランでの割引が受けられなかったり、現行の料金体系の方が割引率が大きい場合もあるという。

 携帯電話各社はこれまで、通信料からの収入を端末代金の割引に充て買い替えを促してきた。しかし頻繁に買い替えない契約者は不利で、政府は通信料の引き下げとともに端末代の過度な値引きを控えるよう求めてきた。

 ドコモの新プランは政府の要請に従った料金体系で、これに伴い端末代は高くなる見込みだが、吉沢和弘社長は「少しでも買いやすくしたい」と述べ、新機種の発表に合わせ一定の値引きプランを設定する考えも示した。

 

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