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【経済】

経団連、通年採用拡大へ 新卒一括の慣行見直し

 経団連が新卒学生の採用について、通年採用を拡大していく方針を固めたことが十八日、分かった。春の一括採用に偏り過ぎている慣行を見直すことで大学側と一致。学生が留学などの学業を優先させ、主体的に就職活動の時期を選択できるような仕組みづくりも検討する。これまでの「横並び」が崩れて自由な採用活動が広がれば、日本型の雇用環境が大きく変わる可能性がある。

 採用と教育の在り方を議論する産学協議会が二十二日にまとめる中間報告書に盛り込む。

 経団連はこれまで、学生への会社説明会や面接などの解禁日を決めた「就活ルール」を定め、大企業に順守を求めてきた。しかし海外留学を終えた学生が夏ごろに帰国しても、大企業の採用活動が既に終わっていて、希望する企業に応募できないなど、春の新卒一括採用の手法が時代に合わなくなったとの認識を大学側と共有した。今後、作業部会を設置して、学生が学業に専念できるような方策を検討する。

 一括採用に加え、専門スキルを重視した「ジョブ型採用」など、多様な採用形態へ秩序をもって移行することも盛り込む。協議会は、経済界と大学が採用と教育について継続的に議論する初の枠組みとして今年一月に設置された。

 

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