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【経済】

18〜29歳の採用面接 不適切な質問 14.5%が経験

 「恋人はいる?」「太ってるね」−。連合は十五日、三年以内に就職試験を受けた十八〜二十九歳の14・5%が、採用面接で不適切な質問や発言を経験していたとの調査結果を公表した。面接官が仕事の適性や能力に無関係な質問をしたり、外見に言及したりする実態が浮かんだ。

 調査は四月五〜十日にインターネットで実施。男女千人に、就職時の差別について質問した。恋人の有無や両親の職業を聞かれたなどの回答があったほか「女性だから出産や育児で抜けるのだろう」「写真よりも実物のほうがかわいいね」と言われた事例もあった。

 男女差別を感じたことがある人は28・3%に上り、理由(複数回答)は「採用予定人数が男女で違っていた」が最多。応募書類で本籍地や出生地の記入を求められた人は56・4%だった。面接で「性自認への違和感」「性的指向」「支持政党」「宗教」を聞かれた人もいた。

 厚生労働省は「公正な採用選考の基本」を示し、就職差別につながる質問事項を列挙して事業主に注意を促しているが、連合の担当者は「周知が不十分で、内容を知らない人も多い。事業主は、差別への理解や認識を深めるべきだ」と話した。

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