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【経済】

鉄鋼とアルミ追加関税 米、カナダとメキシコ除外

 【ワシントン=共同】トランプ米大統領は十七日、北米自由貿易協定(NAFTA)を結んでいるカナダとメキシコを、鉄鋼とアルミニウムに課している追加関税の対象から除外することで両国と合意したと発表した。両国は見返りに米産品に課している報復関税を取り下げる。NAFTAを見直した新協定を推進する狙いがある。

 カナダ政府によると、二日以内に実施する。トランプ氏ら三カ国首脳は昨年十一月末、新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」に署名。だがカナダとメキシコでは鉄鋼関税への批判が強く、米議会でも両国の適用除外が必要との声が出ていた。今回の措置により三カ国議会での新協定批准に向け一歩前進した。

 トランプ氏は十七日の演説で「議会は米国の経済をより良くするため、USMCAをできるだけ早く承認してほしい」と呼び掛けた。

 米政権は昨年三月、鉄鋼とアルミの大量流入が安全保障上の脅威だとして通商拡大法二三二条に基づき高関税を課す輸入制限を発動。NAFTA再交渉中だったカナダとメキシコは五月末まで除外したが、六月から両国にも適用した。これに対抗しカナダは米国からの鉄鋼やウイスキーなどに、メキシコは豚肉やチーズなどに追加関税を課した。

 

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