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【経済】

GDP年2.1%増 1〜3月期 内需の柱、個人消費や設備投資 マイナス

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 内閣府が二十日発表した一〜三月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動の影響を除いた実質が前期比0・5%増で、このペースが一年続くと仮定した年率換算が2・1%増だった。ただ、内需の柱である個人消費や設備投資はいずれもマイナスで、プラスの外需も見かけ上の数値押し上げとなった。十月に予定する消費税率10%への引き上げが先送りされるという見方は依然、政府・与党内にくすぶっている。 (生島章弘)

 この結果も踏まえ、政府は二十四日の月例経済報告で最新の景気判断を示す。先月までは「緩やかな回復」という表現を用いているが、国内経済の弱さを踏まえて下方修正するかどうかが焦点。

 GDPのプラス成長は二・四半期連続。内訳を見ると、GDPの約六割を占める個人消費が0・1%減と半年ぶりのマイナスで、暖冬で衣料品が不調だったことなどが響いた。民間の設備投資も、輸出減の影響などで0・3%減だった。二〇一八年度一次補正予算などの執行で公共投資が1・5%増と五・四半期ぶりのプラスになり、消費や設備投資の弱さを補った。

 輸入と輸出はそれぞれ前期比4・6%減、同2・4%減と低調だった。GDPから差し引かれる輸入の落ち込みがより大きかったため、外需(純輸出)としてはプラスとなった。

 物価変動の影響も含む名目GDPは0・8%増、年率換算で3・3%増。一八年度では、実質が前年度比0・6%増と四年連続プラス、名目は同0・5%増と七年連続プラスだった。

 

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