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【経済】

設備投資10期連続増 1〜3月企業統計

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 財務省が三日発表した二〇一九年一〜三月期の法人企業統計は、金融・保険業を除く全産業の設備投資が前年同期比6・1%増の十五兆六千七百六十三億円で、十・四半期連続の増加となった。経常利益は10・3%増の二十二兆二千四百四十億円で、二期ぶりの増加に転じた。米中貿易摩擦などで海外経済の不透明感が高まる中、内需を支えてきた設備投資の底堅さが確認された。

 財務省の担当者は「企業は中長期的な視点で投資計画を立てており、先送りするまで至っていない」と説明したが、米中摩擦は五月以降に再び激化しており、先行きには不安も残る。

 設備投資は製造業が8・5%増。化学業で化粧品や自動車向け素材の生産能力の拡充があったほか建設機械の設備投資も増えた。非製造業は5・0%増だった。

 経常利益は、製造業が6・3%減で三期連続の減益となったが、非製造業が18・4%の大幅増益だった。中国経済の減速でスマートフォン用の電子部品や自動車部品などの生産が鈍り利益を圧迫した。一方、サービス業の中で、子会社からの配当収入が大幅に増える特殊要因があり、全体を押し上げた。

 全産業の売上高は3・0%増の三百七十二兆五千二百四億円。

 

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