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【経済】

iTunes廃止 機能別に分割 米アップル、新OS発表

「iTunes」を機能別に分割すると説明するアップル幹部=3日、米サンノゼで(共同)

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 【サンノゼ=共同】米アップルは三日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」向けの新しい基本ソフト(OS)「iOS13」などを発表した。パソコン「Mac(マック)」向けの新しいOSでは、音楽や動画を管理する「iTunes(アイチューンズ)」を搭載せず、「ミュージック」「ポッドキャスト」「TV」など機能別に分割するとした。音楽や動画などはそれぞれの個別アプリで利用する。

 二〇〇一年に始まった「アイチューンズ」がマックからなくなる。これまで購入した音楽などは引き続き、個別アプリで楽しめる。音楽や動画の購入もできる。

 西部サンノゼでの開発者会議で公表した。プライバシー保護を強化したiOS13では、アプリやウェブサイトにサインインする際、米フェイスブックや米グーグルのアカウントの代わりにアップルIDを使用して匿名性を高める。顔認証や指紋認証の技術を活用し、アプリ内の使用履歴は分析しないとしている。

 目の疲れを軽減する効果があるとされる黒が基調の画面「ダークモード」も搭載。新OSは今秋、一五年発売の「6s」以降のモデルを対象に無料で提供する。

 タブレット端末「iPad(アイパッド)」に特化したOSも導入。パソコンのように同じアプリを二画面に分けて表示でき、文書の編集などがしやすくなる。また、アイパッド向けに展開しているアプリをマック向けにも開発しやすくする。

 アイフォーン販売が頭打ちになる中、アップルはサービス事業を強化。米調査会社センサータワーによると、二〇一八年のアプリ販売市場「アップストア」の売上高は前年比19%増の四百五十三億ドル(約四兆九千億円)に上り、一二年の十倍に成長した。二三年に二倍超の九百六十億ドルに拡大すると予想する。

 腕時計型端末「アップルウオッチ」はアプリを追加し、健康機能を拡充。ウオッチ単体でアプリを入手できるようにする。専門家向けパソコン「マックプロ」とディスプレーの新製品も発表した。

 

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