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【経済】

米利下げ可能性に言及 FRB議長「適切に行動」

講演するパウエルFRB議長=4日、米シカゴで(共同)

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 【ワシントン=白石亘】米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は四日、シカゴで講演し、「景気拡大を維持するために適切に行動する」と述べた。米中の貿易摩擦が激しさを増すなど、米国経済が減速する懸念が高まる中で、必要なら利下げも排除しない可能性をにじませたものだ。

 パウエル氏はシカゴで開かれた中長期の金融政策を討議する会合で講演した。米中貿易摩擦に関して「どのような形で解決するか分からない」と不確実性が高まっているとの見方を示した。その上で、「米国経済の見通しにどんな影響があるか注視していく」と語り、好調な労働市場を維持することと、2%の物価目標の実現に意欲を見せた。

 米金融市場では、FRBの利下げを予想する投資家が増えている。米中協議の長期化に加え、トランプ大統領がメキシコからの輸入品に関税を課すと表明するなど、不透明な通商政策が米経済の足を引っ張るとの懸念が高まっているため。今年に入り、利上げを止めているFRBが利下げに踏み切るのではないかとの観測が広がっている。

 

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