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【経済】

のぞみ、清掃もエクスプレス 10分 JR東海、来年増便へ短縮

東海道新幹線の車内を清掃する新幹線メンテナンス東海の従業員=JR東海提供

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 JR東海は東京駅に到着した東海道新幹線の車内清掃時間を二分程度短縮し、約十分で終えるようにする。二〇二〇年三月のダイヤ改正で「のぞみ」の運転本数を一時間に最大十本から十二本に増便。そのため、清掃時間を短くし、到着後最短で十七分かかっている折り返し発車までの時間を縮める。

 新幹線の車内清掃は、短時間で仕上げる手際良さが世界からも注目されている。ダイヤ改正を機に、その「早業」に磨きがかかりそうだ。

 清掃業務を手掛けるのはJR東海の子会社、新幹線メンテナンス東海(東京)。車内清掃は一本十六両編成を五十二人で担当し、背もたれカバーを取り外した後、座席を掃除し、床にモップもかける。座席がぬれているかどうかをセンサーで感知してブザーで知らせる小型ほうきも独自開発し、作業の効率化を図ってきた。

 二分短縮に向け、座席の肘掛けなどは汚れている場合のみ拭き取ったり、洗面所やトイレの液体せっけんの補充回数を少なくしたりするなど作業内容を見直す。「ひかり」「こだま」も清掃時間を短くする。

 東海道新幹線の一八年度の一日平均の運行本数は三百七十三本で、うち約百十本が東京駅で清掃し、大阪方面に折り返している。残りは大井車両基地(東京)で清掃や点検をしている。

 JR東海は来春のダイヤ改正で「のぞみ」の運転本数を一時間に最大十本から十二本に増やす。全列車を最高速度二百八十五キロの「N700A」タイプに統一。スピードアップ化と清掃時間短縮を合わせて、増便につなげる。

 

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