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【経済】

電動車計画 5年前倒し トヨタ、25年に550万台目標

 トヨタ自動車は、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの電動車の世界販売について、二〇三〇年に五百五十万台以上に増やす従来の目標を前倒しし、達成時期を二五年ごろとする計画を決めた。EVの開発を加速しつつ、得意とするHVの販路拡大も着実に進めることで、エコカー市場での存在感を高める。

 トヨタは二〇一七年末に、電動車の世界販売で、EVと燃料電池車(FCV)を百万台以上、HVとプラグインハイブリッド車(PHV)を四百五十万台に引き上げる戦略を公表した。その後のEVの需要動向や、二〇年に中国から本格投入する自社のEVの開発状況、中国や欧州などでの堅調なHVの販売状況を踏まえ、五年程度の前倒しが可能だと判断した。

 トヨタは一八年に約百六十三万台の電動車を販売しており、今後、七年程度で三倍以上に引き上げることになる。

 トヨタは電動車の分野で、自社の開発の効率化と、業界全体で普及環境を整えるため、競合メーカーを含めた他社との協業を重視している。

 EVは二〇年代前半に十車種以上を投入する計画で、マツダやSUBARU(スバル)、ダイハツ工業、日野自動車などと基盤骨格の共同開発も進めている。車載用電池では今年一月にパナソニックと合弁会社の設立で合意。EVシフトが鮮明な中国では世界シェア首位の現地メーカー寧徳時代新能源科技(CATL)や大手のBYD(比亜迪)からも電池を調達し、安定的な供給体制の構築を目指す。

 

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