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【経済】

パワハラ相談8.2万件 セクハラ7600件 ともに最多

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 厚生労働省がまとめた二〇一八年度の都道府県の各労働局に寄せられた労働関係のトラブルの相談状況によると、「いじめ・嫌がらせ」などパワハラに関する被害者などからの相談は前年度比14・9%増の八万二千七百九十七件と過去最高を記録、各相談中で最も多いのも七年連続となった。セクハラについての相談も同12・2%増の七千六百三十九件と、一六年度に現在の統計方法にしてから最高だった。

 パワハラ、セクハラについては社会問題となっており、企業によっては相談窓口設置など対策を講じているところもあるが、被害・相談の数は増え続けている。厚労省は「従来がまんしてきた人が相談に訪れるようになった面もある」としている。

 パワハラ相談件数は、労働者と企業のトラブルを裁判に持ち込まずに迅速に解決することを目指す「個別労働紛争解決制度」の利用状況に基づく数字。

 「上司からバカ、クズなどの暴言を日常的に受けており、社内の責任者に相談しているが改善しない」「先輩から『早くやめてほしい』と言われ、上司も見て見ぬふり」などの相談が寄せられた。

 このうち二千五百九十九件(15・6%増)について相談者は企業への指導を依頼。千八百八件(18・2%増)については弁護士らによる仲介依頼があった。いずれも過去最高。

 セクハラに関しても四千九百五十三件(11%増)について企業に是正指導をした。 

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