東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

セブンペイ不正 外部IDからの利用停止 対応後手、続く混乱

 コンビニエンスストアのセブン−イレブンのスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」で不正利用があった問題で、セブン&アイ・ホールディングス(HD)は十一日、外部IDからのログインによる利用を停止した。セブンは不正利用が発覚しても、サービス自体は続行。今回新たに措置を発表するなど対応は後手に回っており、加盟店や利用者の混乱を招いている。 (嶋村光希子)

 対象となる外部IDは、フェイスブック、ツイッター、グーグル、ヤフージャパン、ラインの五種類。セブンペイを使えるセブン−イレブンアプリにログインするには、セブン&アイHDのグループ共通ID「7iD」だけでなく、これら五種類の外部IDを使うことが可能だった。安全性を確保できないとして、十一日午後五時にこれらの外部IDからの接続を遮断した。

 外部IDでの利用者数は非公表。今後これまでの外部IDの利用者がすでに入金した残りの金額を使うためには、共通ID「7iD」を新たに設定し情報を引き継ぐ手続きが必要となる。

 不正利用をめぐっては、利用者百五十万人のうち九百人に計五千五百万円の被害が発生した。サービス開始からわずか四日で新規登録や入金を停止。今回の外部IDの停止は、当初の新規登録や入金の停止に次ぐ三番目の措置となった。担当者は、セブンペイ自体を停止しない理由として「残金のある利用者もいる。さまざまなリスクの可能性を総点検しており、リスクの可能性を認識したものから対応しているため」と述べている。

 セブン側は五日、再発防止のための新組織を設置。利用者本人のなりすましを防ぐ「二段階認証」の導入などを決めた。二十四時間対応の問い合わせはお客様サポートセンター緊急ダイヤル、フリーダイヤル0120(192)044。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報