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【経済】

かんぽ株、一時1兆円割れ 時価総額 不正販売で業績悪化懸念

 十二日の東京株式市場でかんぽ生命保険株の売り注文が優勢となり、時価総額が一時、二〇一五年十一月の上場以来初めて一兆円を割り込んだ。保険の不正販売問題による業績悪化の懸念が根強く、取引時間中の上場来安値を更新した。

 かんぽ生命株は十一日まで三日続落しており、値ごろ感から買い戻しも入った。午前終値は前日終値比五円(0・27%)安の一七九〇円。十二日はかんぽ生命の持ち株会社である日本郵政株、グループのゆうちょ銀行株もさえない値動きとなった。

 日本郵政グループの株価が低迷すると、政府が今秋にも予定する日本郵政株の追加売却に悪影響が出る可能性がある。売却収入は東日本大震災の復興財源に充てられるため、高値での売り出しが望ましい。

 かんぽ生命の不正販売は、判明しているだけで九万件を超える契約で顧客が不利益を被っていた。保険料を二重払いさせていたり顧客が無保険状態に陥ったりしたケースがあった。

 

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