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【経済】

貿易収支 2半期連続赤字

 財務省が十八日発表した二〇一九年上半期(一〜六月)の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は八千八百八十八億円の赤字だった。暦年半期ベースでは一八年下半期に続き二期連続の赤字。上半期としては四年ぶりの赤字となった。米中貿易摩擦を背景にした世界経済の減速が響き、中国やアジア向け輸出が大きく落ち込んだ。

 輸出額は前年同期比4・7%減の三十八兆二千四百四億円と五期ぶりに減少。特に中国向けの自動車部品や韓国向けの半導体製造装置などが振るわなかった。

 輸入額は1・1%減の三十九兆一千二百九十二億円。化学品の原料となるナフサや、非鉄金属の輸入が減少した。

 国・地域別では中国向けの輸出が8・2%減の七兆三百一億円、輸入が0・1%増の九兆七百九十三億円となり、貿易収支は二兆四百九十三億円の赤字だった。自動車部品や集積回路(IC)の輸出が減る一方、パソコンやテレビの輸入は伸びた。対アジアの貿易収支は一兆七千二百六十四億円の黒字だった。

 対EUは二千三百九十一億円の赤字だった。二月に発効した日本とEUの経済連携協定(EPA)の影響もあり、魚介類などの輸入が増えた。

 米国向けは三兆四千五百九十億円の黒字。自動車の輸出が増え、輸出額は5・2%増の七兆八千百十八億円だった。

 同時に発表した六月の貿易収支は二カ月ぶりの黒字だった。黒字額は前年同月比19・0%減の五千八百九十五億円だった。

 

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