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【経済】

中国、8兆円分に対米関税 第4弾報復 米輸入品、最大10%

 【北京=共同】中国政府は二十三日、米国からの輸入品約七百五十億ドル(約八兆円)分に対し、最大10%の追加関税を課すと発表した。農産品や化学製品などが対象。米国が発動する予定の制裁関税「第四弾」への報復措置となる。九月から順次発動する。トランプ米大統領は第四弾に中国が報復すれば「究極の制裁手段」で応じると強硬姿勢を示しており、両国の対立が再び激化しそうだ。

 中国の発表を受け、トランプ氏はツイッターで二十三日午後(日本時間二十四日未明)に対応策を発表する考えを示した。

 発表によると、対象は五千七十八品目。追加関税率は10%と5%に分ける。九月一日から農水産物や衣料、鋼板などに、十二月十五日からは化学製品や木材などにそれぞれ発動する。

 さらに米国車への追加関税の停止措置を取りやめ、十二月十五日から25%の報復関税を復活させる。

 中国国務院(政府)関税税則委員会は声明で、米国が貿易摩擦をエスカレートさせ「中国の利益を損ない、多角的貿易体制の原則を脅かしている」と非難した。

 中国はこれまで米制裁関税第三弾までの報復措置として米国からの輸入品計千百億ドルに追加関税をかけている。一方、米商務省によると、二〇一八年の中国本土による米国からの輸入は約千二百億ドルだった。

 これまでの中国の報復関税の対象千百億ドルに、今回の七百五十億ドルを単純に上乗せすると、中国本土による一八年の輸入実績を上回る計算になり、新たな報復措置の実態ははっきりしない。

 

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