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【経済】

対中関税「もっと上げておけば」 米大統領が後悔

 【ビアリッツ=共同】米ホワイトハウスは二十五日、声明を出し、トランプ大統領が、貿易問題で対立する中国への制裁関税の税率を「もっと引き上げなかったことを後悔している」ことを明らかにした。強硬姿勢を改めて鮮明にし、中国の対応次第で関税を一段と引き上げる可能性がありそうだ。

 トランプ氏が二十五日、対中関税の圧力強化を「再考する」と発言したことを姿勢軟化と受け止めた米報道を受け、「全くの誤解だ」と指摘する声明に合わせて発表した。

 トランプ氏は二十三日、中国の報復関税への対抗措置として、制裁関税引き上げを発表した。発動済みの第一〜三弾を25%から30%に、ほぼ全ての輸入品に対象を広げる第四弾を10%から15%にそれぞれ引き上げる。米ニュースサイトのアクシオスによると、トランプ氏はもっと厳しい制裁を検討していたという。

 トランプ氏は二十五日、フランスで開催中の先進七カ国首脳会議(G7サミット)に参加しているが、対中摩擦の解消に仕向けるような圧力は「全く受けていない」と記者団に強調。G7メンバーが「貿易戦争を尊重している」とまで言い張った。

 トランプ氏は中国による知的財産権侵害などによる巨額の損失は非常事態に当たるとの認識を示し「非常事態宣言を出す権利がある」との見方を示した。

 

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