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【経済】

三菱、100機受注へ協議 米社と国産ジェット

 三菱航空機(愛知県豊山町)は六日、MRJ(三菱リージョナルジェット)から改名した小型ジェット旅客機「スペースジェット(SJ)」について、開発中の七十席級の機種「M100」の受注に向け、米国の航空会社と商談を始める覚書を結んだと発表した。二〇二四年の納入開始の予定で、最大百機の受注を見込み、売上総額は四千億円規模になる見通し。

 覚書を結んだのは米南西部のアリゾナ州に本部がある中堅のメサ航空で、米大手航空会社からローカル路線を受託運航している。今後、三菱航空機と価格などの具体的な協議を進める。

 M100は六十五席から最大八十八席まで客席数を変えられる仕様で、北米市場での需要があり、三菱航空機の今後の主力製品となる。今年後半までに機体の構想を固め、二三年までの市場投入を目指して開発を本格化させる。

 六月から北米の別の航空会社と、M100十五機の納入に向けた商談も進めている。

 スペースジェットはこれまで、九十席級の「M90」を四百七機受注したが、度重なる開発遅れで一六年を最後に新規受注が途絶えている。三菱航空機の水谷久和社長は「当社の航空機が、業界の要求を満たしていることを確認できた」とコメントした。

 

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