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【経済】

中国、米大豆20万トン購入 貿易協議控え歩み寄りか

 【ワシントン=白石亘】米農務省は十三日、中国に輸出する米国産大豆二十万四千トンの買い付けがあったと発表した。閣僚級の貿易協議を十月上旬に控え、米中は緊張緩和に動いており、歩み寄りの姿勢をトランプ政権にアピールする狙いがあるとみられる。

 中国政府は十二日、米国産の農産品の輸入を再開する方針を表明。これに伴い、中国の国営通信社新華社は十三日、追加関税の対象となっていた米国製品から大豆や豚肉など一部の農産品を除外すると報じていた。

 トランプ大統領は十一日、二千五百億ドル(約二十七兆円)相当の中国製品に対する関税引き上げを当初予定の十月一日から約二週間遅らせると表明。中国政府の要請を受け入れたもので、トランプ氏は「中国は農産品を大量に購入するだろう」との見方を示していた。

 閣僚級協議の再開に向け来週にはワシントンで事務レベルの協議が予定されており、米中ともに融和ムードを演出している形。トランプ氏は十二日、協議事項を絞り、部分的に妥結を図る「暫定合意」を検討する可能性に言及したものの、貿易摩擦の解決につながる幅広い分野での合意が実現するとみる向きは少ない。

 

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