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【経済】

<基礎から分かる 消費税8%から10%へ>(3)「飲食料品」の範囲 金箔、食用なら8%

箔職人の手で薄く打たれた金箔。食用であれば消費税率は8%となる

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 軽減税率は、同じカテゴリーの商品でも用途や種類により税率に違いが生じる仕組みだ。外食とお酒を除き、飲食のための販売は8%が原則となる。ただ調味料と思われている「本みりん」や、生活用にも使われる水道水には10%が適用されるなど、線引きには消費者の感覚とずれもある。

 軽減税率の対象外であるお酒に当たるかどうかは、酒税法の規定で決まる。料理に使う「みりん風調味料」は8%だが、一定のアルコール分を含む「本みりん」は酒類として10%が適用。ノンアルコールビールや、アルコール度数が一度未満の甘酒、日本酒を造るための原料のコメは8%だ。

 用途が広い水の取り扱いも複雑だ。ミネラルウオーターは8%だが、水道水は風呂や洗濯に使うこともあるため10%となる。飲み物に入れる氷は8%で、保冷用の氷やドライアイスは10%。給水器「ウオーターサーバー」は機器のレンタル代が10%、中身の水の補充代は8%と分かれる。

 意外な品目に軽減税率が適用されることも。お祝いの品などを彩る金箔(きんぱく)は食用であれば8%に。種子も栽培用は10%だが製菓の材料に使う場合は軽減される。

 国税庁は、軽減税率制度の線引きを紹介した個別の事例集を公表。各地の税務署での説明会や、通話無料の電話相談窓口を設けて対応している。

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