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【経済】

トヨタ、スバルへ750億円追加出資 グループ化

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 トヨタ自動車は、SUBARU(スバル)に七百五十億円程度を追加出資し、出資比率を現状の16・8%から20%に引き上げると発表した。スバルはトヨタの持ち分法適用会社となり、スバルの損益の一部がトヨタの連結決算に反映される。スバルがトヨタグループ入りすることになり、両社は車の電動化や自動運転化が進む業界の変革期で生き残りを目指す。

 二十七日の両社の取締役会で決定した。スバルも八百億円を上限に、トヨタの追加出資額と同額のトヨタ株を取得する。出資比率は1%未満とみられる。

 トヨタは二〇一七年にマツダと資本提携し、今年八月にはスズキとも相互出資で合意している。日本の自動車業界は仏ルノーと連合する日産自動車・三菱自動車やホンダなどを除き、トヨタを中心に資本関係を強める構図がより鮮明になった。

 今回の提携強化では、自動車の通信技術や自動運転分野での協業を加速。トヨタがスバルに供給するハイブリッド車(HV)技術の対象車種を拡大するほか、四輪駆動車の共同開発やスポーツカー「86(ハチロク)」(スバル名「BRZ」)の次期モデル開発にも取り組む。

 トヨタは〇五年、米ゼネラル・モーターズ(GM)が手放した富士重工業(現スバル)の株式の一部を取得し、筆頭株主になっていた。〇八年には追加出資して比率を16%台に引き上げた。

 トヨタの豊田章男社長は「互いの強みを持ち寄り、さらに関係を深めることで、もっといい車づくりの可能性を追求したい」とコメントを出した。

 

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