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【経済】

農産物、台風被害広がる 野菜や果実、価格上昇も

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 台風19号でキャベツやリンゴ、コメなどの農産物も東北や関東を中心に被害が広がっている。農地の浸水や果樹の枝折れ、落下のほか、流通が滞るなどの影響が出ており、東京都中央卸売市場では品薄となった産地のキャベツやレタスなどが値上がりしている。ただ被害の全容はまだ明らかになっておらず、影響が長引く可能性もある。

 十六日の東京都中央卸売市場大田市場では、群馬県産のキャベツが十二日と比べ、最も販売量が多い価格帯で五割の値上がりとなった。茨城県産のレタスも三割上昇した。

 台風19号では収穫前の作物が被害を受けたほか、ブロイラーの飼育施設が浸水して数万羽規模で死んだり、ビニールハウスなどの施設が損壊したりする被害が相次いだ。

 岩手県では十六日朝の時点でリンゴや大豆をはじめ農林水産関係の被害が四億一千七百三万円に達した。

 茨城県でも十六日午前の時点で農産物の被害だけで約八億円に上った。全国トップの産出額を誇るハクサイは収穫シーズンを前に畑が浸水し、被害が三億円を超えた。

 宮城県も十六日午後時点で大豆やネギなどの被害が二億円に達した。特産品のカキの養殖施設にも被害が出ている。福島県では水田が冠水し、干し柿用の柿が泥をかぶった。栃木県ではイチゴ、トマト、ニラなどの被害が大きい。

 

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