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【経済】

韓国人訪日客58%減 9月、震災以来の落ち込み

 観光庁は十六日、日本を九月に訪れた韓国人旅行者数は前年同月に比べ58・1%減の二十万一千二百人だったとの推計を発表した。減少は三カ月連続。八月の48・0%を上回り、日韓対立の影響が深刻化している。訪日客全体は5・2%増の二百二十七万二千九百人。中国や台湾が堅調に伸び、ラグビー・ワールドカップ(W杯)出場国からの訪日客も大幅に増えた。

 韓国人訪日客の減少率が前年同月比で50%を超えるのは、東日本大震災が影響した二〇一一年五月以来。観光庁の田端浩長官は会見で「(回復動向は)具体的には見通せない」と述べた。

 七〜九月の訪日客による消費額(速報値)は前年同期比9・0%増の一兆二千億円。日韓の関係悪化と時期が重なり韓国は32・4%減ったが、中国などの伸びが補った。

 一八年の年間訪日客は三千百十九万人。一九年は一〜九月で二千四百四十一万七千八百人と前年同時期より4・0%増えているが、今後は日韓の対立長期化に加え、台風19号の影響も懸念される。九月の訪日客を国・地域別に見ると、中国がトップで25・5%増の八十一万九千百人。台湾が14・3%増の三十七万六千二百人、韓国を挟んで、香港は23・6%増の十五万五千九百人と続いた。

 伸び率が二桁増の国が目立ち、英国84・4%、フィリピン52・5%、ロシア39・0%などだった。W杯出場国の伸び率も高く、日本政府観光局の推計によると、日本を除く出場十九カ国・地域で36・2%増えた。

 九月の日本人出国者数は7・4%増の百七十五万一千五百人だった。韓国法務省によると、訪韓した日本人は前年同月比1・5%増の二十五万三千人。

 

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