東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

米がEU制裁関税発動 航空機・農産品、最大8000億円

 【ワシントン=白石亘】トランプ米政権は十八日、欧州連合(EU)からの輸入品に最大25%の制裁関税を発動した。米国と欧州の航空機メーカーを巡る貿易紛争で世界貿易機関(WTO)が米国に報復関税を認めたのを受けた措置。最大七十五億ドル(約八千億円)相当の輸入製品が対象となる。米欧の関税合戦に発展する懸念が高まっており、減速する世界経済をさらに下押しする恐れがある。

 米国は十八日午前零時一分(日本時間同午後一時一分)から、EU製の航空機に10%、農産品などに25%の追加関税を課す。対象には、フランスワインやイタリアンチーズ、スコッチウイスキーなどEU各国を代表する農産品も含まれる。

 今回の報復関税は、欧州の航空機大手エアバスに対するEUの補助金が公平な競争をゆがめ、同業の米ボーイングに損害を与えたとする米国側の訴えを受けたもので、WTOは十四日、正式に発動を承認した。

 一方、EUも米国によるボーイングへの補助金が不当とする訴えを起こしており、WTOの承認を得て米国に対抗措置を講じる意向だ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報