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【経済】

リブラ発行遅れ容認 FBトップ、米議会で証言

 【ワシントン=白石亘】米交流サイト大手フェイスブック(FB)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が二十三日、米議会の公聴会で、FBが主導する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」は「米国の規制当局が承認するまで、世界のどこでもリブラを立ち上げることはない」と証言した。

 リブラをめぐっては、先週の二十カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、マネーロンダリング(資金洗浄)などに利用される危険があるとして、規制が整うまで発行を認めないことで一致。FBも容認した形で、来年前半を目指していた発行は遅れる公算が大きくなった。

 ザッカーバーグ氏は公聴会で、リブラの意義について「海外にいる家族にお金を送るのは、コストが高くて、時間もかかる」と説明。銀行口座を持っていなくても、スマートフォンで送金できるとして、「お金を送るのはテキストメッセージの送信と同じくらい簡単で安全であるべきだ」と主張した。

 また国家による通貨発行や中央銀行の金融政策を侵害するつもりはないとしつつも、「中国も今後数カ月で同様の計画を立ち上げようと急速に動いている。米国が革新を主導しなければ金融界でのリーダーシップは保証されない」とくぎを刺すことも忘れなかった。

 

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