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【経済】

ノジマ スルガ銀筆頭株主に 創業家から全株取得へ

 家電量販店のノジマは二十五日、不正融資が社会問題となったスルガ銀行の創業家とそのファミリー企業が保有する全ての同行株式を二十九日付で取得し、筆頭株主になると発表した。取得額は約百四十億円で、ノジマは議決権ベースで18・52%を保有することになる。ノジマはスルガ銀と五月に業務提携を発表し、現在は約5%の株式を保有している。ノジマはスルガ銀との連携により、クレジットカードや、金融とITが融合したフィンテックといった事業の展開を検討する。顧客の利便性を向上させるなど新たなサービスの足場をつくる狙いがあるとみられる。

 スルガ銀が昨年十一月に金融庁に提出した業務改善計画では、不正が横行する背景に創業家本位の企業風土があったことを指摘しており、関係を断ち切ることが課題となっていた。スルガ銀は創業家のファミリー企業に今年九月末時点で計約四百三十三億円を融資している。

 スルガ銀は二十五日、ファミリー企業と融資の全額返済に関する合意書を締結したと発表した。ファミリー企業が保有する不動産を売却するなどして返済し、二〇二〇年三月までに融資関係は解消される予定としている。

 

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