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【経済】

自動車大手5社 減収減益 日産は純利益73%減 9月中間

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 国内の自動車大手七社の二〇一九年九月中間連結決算が十二日、出そろった。業界トップのトヨタが売上高、純利益ともに過去最高を記録する一方、残る六社のうちSUBARU(スバル)を除く五社が減収減益となった。販売台数の伸び悩みや、想定以上の円高進行などが理由で、トヨタ以外の六社は一九年通期の業績見通しを下方修正した。 (生島章弘)

 十二月に新体制発足を控える日産自動車が十二日発表した中間連結決算は、前年同期比で売上高が9・6%減の五兆三十一億円、純利益が73・5%減の六百五十四億円だった。国内、海外ともに販売台数が落ち込んだ。

 これを受けて通期の業績見通しも修正。売上高は当初の予想より6・2%減の十兆六千億円、純利益は35・3%減の千百億円に引き下げた。一八年度実績と比べると、それぞれ約8%減、約66%減になる。

 次の最高財務責任者(CFO)に就任するスティーブン・マー常務執行役員は記者会見で、主力の米国市場で値引き販売を抑制するなど「事業改革を着実に進めつつある」と述べた。

 日産と企業連合を組む三菱自動車も中国や北米で販売が振るわず、前年同期比で売上高が3・5%減の一兆一千二百七十九億円、純利益が95%減の約二十六億円に落ち込んだ。

 これに伴い、通期も期初予想に比べて売上高を5%、純利益を92%減に下方修正。加藤隆雄最高経営責任者(CEO)は記者会見で、人員削減を含む構造改革を「聖域なく推し進めていきたい」と語った。

 通期業績見通しは、ホンダとスズキ、マツダの各社も主力市場の低迷などを理由に、対前年比で増益から減益に見直した。スバルは売上高の予想を維持したものの、為替変動の影響などを踏まえて純利益を下方修正した。

 

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