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【経済】

コクヨ「ぺんてる子会社化」 反発強く、業界再編の可能性

 コクヨは十五日、文具大手ぺんてる(東京)の株式を買い付け、子会社化すると発表した。ぺんてる株を37・80%保有しているが過半数の50%超に増やし、業務提携を加速したい考え。これに対しぺんてるは「決して容認できない」とのコメントを発表し、強く反発した。他社を巻き込み文具業界の再編につながる可能性もある。

 東京都で記者会見したコクヨの黒田英邦社長は「提携協議中にぺんてる側が第三者との資本業務提携を進めていると匿名の情報提供があった」と説明。株主らへの悪影響を避けるため、ぺんてるの子会社化を決めたと理解を求めた。第三者との資本業務提携に向けた動きについては「青天のへきれきだった」と強調した。

 関係者によると、ぺんてると水面下で資本業務提携を進めていたのは、オフィス用家具などを展開するプラス(東京)とみられる。ぺんてるは「コクヨの一方的かつ強圧的な子会社化方針に強く抗議する。他社との協業などを制限する合意は存在しない」とのコメントをホームページ上で発表した。プラスは「本日時点ではコメントを控える」とした。

 コクヨの株式買い付けの期間は十二月十五日までの一カ月間で、一株あたり三千五百円で取得する予定。

 

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