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【経済】

日産・内田社長、ルノーとの統合否定的 「異論、許される風土に」

会見する日産自動車の内田誠社長兼CEO=2日、横浜市で

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 一日付で就任した日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)が二日、横浜市の本社で記者会見した。カルロス・ゴーン前会長の経営手法が独裁的と指摘されていたことを念頭に、「異論、反論が許される会社風土をつくりたい。信頼回復と業績立て直しという足元の現実的な課題にも対処しないといけない」と語った。

 内田氏は日産の現状について「社会的な信頼を失うだけでなく、急激な業績低下を招いた。非常に厳しい環境にある」と強調。今後は計画的な新車の投入や固定費の削減などを通じて、収益性を高めていくと主張した。

 ゴーン前会長時代の「拡大路線」で、実力に見合わない販売台数を目指していたことを踏まえ、「チャレンジできる目標で進めていくことが重要だ」とも指摘。二〇二三年三月期に売上高十四兆五千億円を掲げる中期経営計画の引き下げを検討する考えも示した。

 日産株の四割超を保有する仏ルノーとの経営統合に関しては「会社の独立性を保持しながら活動を進めたい」と述べ、否定的な見解を表明した。

 

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