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【経済】

セブン残業代未払い対応「12年2月以前は明細必要」 門前払い不満続出

 セブン−イレブン・ジャパンで十日発覚したフランチャイズ加盟店の従業員の残業代未払いについて、会員制交流サイト(SNS)上で「給与明細がないと対応してくれない」と不満が続出している。二〇一二年二月以前はデータがないためで、元従業員は門前払いの状況に「そんな昔の明細は持っていない」「泣き寝入り」と怒り心頭だ。 

 セブンはコールセンターに対応を委託し、未払いが発生した一九七〇年代にさかのぼって返金すると強調するが、十年以上前の給与明細を保存している人は少ないのが実情。未払い分の支払いを巡る対応のまずさをきっかけに、店舗の人手不足に拍車が掛かるとの懸念もオーナーらから出始めている。

 SNS上では、元従業員の男性が、給与が振り込まれた通帳の記載だけでは対応を断られたとの経緯を報告。セブンに対しては多数の元従業員から「支払う気がない」「従業員を大切にしない会社」などの辛辣(しんらつ)なコメントが相次いだ。

 セブンは二〇一二年三月以降だけで未払い総額が遅延損害金も含め四億九千万円に上り、一人当たり最大二百八十万円と説明している。関係者は一九七〇年代からの未払い総額を「数十億円規模」と指摘する。

 

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