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【経済】

米FRB 金利据え置き 来年の利上げ見送り示唆

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 【ワシントン=白石亘】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は十一日、主要政策金利の据え置きを決めた。景気悪化を未然に防ぐため、前回会合まで三会合連続で予防的な利下げをしてきたが、様子見の姿勢に転じた。来年も金利は据え置き、利上げを見送る方針を示唆した。

 十、十一の両日開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を年1・50〜1・75%に据え置くことを全会一致で決めた。声明文では「経済は緩やかに拡大している」との基調判断を維持。一方で、これまで盛り込んできた「見通しを巡る不確実性は残る」との文言を削除し、先行きへの自信をのぞかせた。

 会合参加者による来年の政策金利見通しによると、十七人のうち十三人が現状維持が妥当と予想した。これに対し、利上げを見込むのは四人、利下げはゼロで、金利据え置きが来年の中心的な見通しとなった。

 パウエル議長は記者会見で「現在の政策スタンスが今後も適切である公算が大きい」と強調=写真、共同。ただ設備投資と輸出は弱含んでおり、「海外経済の減速と貿易摩擦が重しとなっている」と述べ、米中貿易摩擦の動向を注視する考えを示した。

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