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【経済】

米がEUに車関税検討 通商交渉合意迫り圧力

 【ワシントン=白石亘】トランプ米大統領は二十一日、欧州連合(EU)と通商交渉で合意できなければEUから輸入する自動車に追加関税を発動する考えを示した。EUに通商交渉入りを迫るため、車関税を持ち出し圧力をかけた形だ。

 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するため滞在中のスイス・ダボスで語った。トランプ氏はEUのフォンデアライエン委員長と首脳会談を行い、記者団に「非常にいい話ができた」と述べた。ただEUとの通商交渉に関し「合意できると思っているが、もし合意できなければ、自動車関税を真剣に検討する」と語った。

 米国とEUは二〇一八年七月の首脳会談で、通商交渉を始めることで合意した。欧州の農産品の市場開放を交渉対象に含めるかどうかで当初から対立し、協議は暗礁に乗り上げている。

 トランプ氏はこれまでもEUの主要な輸出品である自動車への高関税をちらつかせ、交渉入りを迫ってきたが、発動の判断を先送りしてきた経緯がある。大統領選まで一年を切り、通商交渉の成果を急ぐトランプ氏があらためてEUに車関税を突きつけた。

 

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