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【経済】

スズキ 排ガス不正か オランダ当局が改善命令

 【ダボス=共同】オランダの自動車規制当局は二十三日、スズキのスポーツタイプ多目的車(SUV)「ビターラ」(日本名エスクード)のディーゼル車に関し、排ガス検査で不正があったとして改善を命じた。ロイター通信が報じた。一方、赤羽一嘉国土交通相は二十四日の記者会見で、排ガス規制を不正に逃れた疑いでドイツ検察が三菱自動車の関連会社を捜査していることに関し、三菱自に日本で販売しているディーゼル車の問題の有無を報告するよう指示したと明らかにした。

 スズキは有害な窒素酸化物(NOx)の排出量を少なくみせていたといい、オランダの規制当局は、スズキが適切な対策を打たなければ欧州の型式認証を取り消す手続きに入るとしている。欧州で日本の自動車メーカーの信頼性が問われる事態が相次いで発覚した。国交省はスズキに対し聞き取りを行っており、事実関係の把握を急ぐ考えだ。

 オランダ当局によると、スズキのビターラは実際に路上を走行している際のNOx排出量が検査時を上回っていた。現時点では信頼できる解決策を提示できていない。欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「ジープ グランドチェロキー」についても不正を指摘した。

 ビターラはスズキのハンガリー子会社で生産。二〇一七年度(一七年四月〜一八年三月)の欧州市場での販売台数は約八万七千台。うちディーゼル車は約一万二千台だった。スズキの担当者は二十四日、「状況を確認している」とコメントした。

 

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