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【経済】

北米新貿易協定に米大統領が署名 カナダ批准で発効へ

 【ワシントン=共同】トランプ米大統領は二十九日、メキシコ、カナダと結ぶ北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の実施法案に署名した。米国とメキシコが批准し、後はカナダが批准すれば発効する。十一月の大統領選に向け、通商分野での実績にする考えだ。日本の自動車メーカーなど北米に投資する企業にとっては経営環境が見通しやすくなる。

 トランプ氏はホワイトハウスで開いた署名式で「NAFTAの悪夢を終わらせる。新協定は最も公正でバランスの取れた内容となった」と強調。「全ての労働者や農家にとって大きな勝利だ」とアピールした。

 米メディアによると、カナダは四月ごろに批准手続きを終え、発効は今夏になるとみられる。

 新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」は、米国への製造業回帰を求める米政権の意向を反映した。自動車関税の撤廃基準は、域内での部品調達比率を62・5%から75%に引き上げるなど厳格化した。

 三カ国は二〇一八年十一月に新協定に署名。その後、米議会下院で過半数を握る民主党が労働者の権利や環境対策が不十分だと指摘。このため一部修正して一九年十二月に再署名して承認作業を進めた。新協定は三カ国が批准作業を終えてから約三カ月後に発効する予定。

 

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